招き猫先生の『ことちか日記』R1 5/20

嬉しい知らせが届いた。去る4月17日・18日に実施された「日本大学基礎学力定着度テスト」の結果が戻ってきたのである。

このテストは、日本全国に26校ある日本大学の付属高校すべてが一斉に受験する「オール日大の学力大会」みたいなものである。

今回目立ったのが、現高校2年生の好成績である。全体的に見てもなかなかの健闘を見せたのであるが、本校の4名が、全国の全受験者10292名のベスト10入りを果たしたのである。全国3位、5位、6位、10位であった。

「そうは言っても日大の付属校の中での話でしょ!」と言うことなかれなのである。
なぜなら、首都圏の日本大学の付属校のレベルは長崎の吾輩たちからすると信じられないほど高いのである。

首都圏付属校の偏差値(すべて「みんなの高校情報」調べである)をいくつか挙げてみると、
東京都の 日大一高61  日大二高66  日大三高69~66
     日大鶴ヶ丘68~64  日大桜ヶ丘61  日大豊山女子63~61
神奈川の 日大(日吉)64~67  日大藤沢63
千葉の  日大習志野69 などなどである。
※これは一部の特進クラスとかではなく、学校全体のものである。

これだけでは比較対象ができないかもしれないので、長崎ではどうだろうか。
これも同じ「みんなの高校情報」調べの偏差値である。
 
長崎県内№1とされる長崎の公立進学校が、偏差値72~68である。
その次に位置する長崎の進学校が、偏差値69~65である。
中学校を併設している進学校が、68・63・62である。
ちなみに、長崎日大のアカデミーコースⅠ類は、62である。

吾輩としては「偏差値」というものに踊らされる気は全くないのだが、ひとつの目安、ものさしとして考えるならば、首都圏の日本大学付属校の学力的強さというものをご理解いただけるかと思う。

そのような実力校を相手にしてのベスト10入りは大したものであり、嬉しいことである。

さらに嬉しいのは、3位の生徒さんは高校1年次は全国555位、6位の生徒さんは高校1年次全国1067位だった。この1年間の伸びは驚異的なのである。

ただし、特筆されるのは上位だけにあらず、である。これは毎年のことであるが、高校1年次に8000位だった生徒が高校3年次には800位になるとか、4000位だった生徒が400位になるとかの劇的成長はざらにあるのである。これはミラクルではない。なぜなら、毎年確実に見られる現象だからである。
巷には、地道に学習することを否定するような考え方がある。
「青春してない」とか、「つめこまれてかわいそう」とか、まるで揶揄するような言葉さえ聞こえてくる。スポーツでも芸術でも学習でも「一生懸命やることはカッコいい」のである。

スポーツでも芸術でも学習でも「いい成績」を残したからではない。
「地道な努力を継続したからこそカッコいいのである。」

本日はここまで。

 

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招き猫先生の『ことちか日記』R1 5/19

日曜日のひととき、文藝春秋6月号をぱらぱらと拾い読みしていたら、先般から拙ブログで紹介していた藤原正彦先生の対談が掲載されていた。

有働由美子さんとの対談で、中身はなかなか過激なところもあったが面白いもので、藤原節炸裂である。その中に、
挫折して本当にどうしようもない時は、誰かに慰めてもらっても全く効きません。何か本質的なことで、親や先生など、権威ある人に褒められた時の言葉を思い出すことでどうにか自分を取り戻すことができました。(中略)立場を逆にすると指導者や教育者は教え子の本質的なところを見つけ、それを励まし、褒めてあげるのが一番大事な仕事なんです。
とあった。
「よーし!権威はない吾輩だが、長崎日大の生徒さんの良いところを見つけて褒めまくるぞ!」と単純に決意する吾輩であった。

本日はここまで。

 

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招き猫先生の『ことちか日記』R1 5/18

本日は、長崎日大育成会総会である。
あいにくの雨模様となり、足下の悪い中にも関わらず、例年以上の保護者様にご来校いただき、無事終了することができた。
感謝、感謝である。

ご来校いただいた保護者様をはじめとして、本日のために準備にあたってくださった育成会の役員の皆様、育成会担当の先生方、中間テストの採点をしながら、高校総体・中総体前の練習をしつつ、学級懇談会の資料等を作成してくれた担任の先生方、ミニコンサートをやってくれた吹奏楽部の皆さん、朝から校舎を綺麗にしてくれた生徒諸君、トイレや給水器の回りまで気を配ってくれた先生たちと生徒諸君、雨の降る中、駐車案内などをしてくれた各係の先生たち、

 

「チーム日大」はすごいなぁと改めて思った次第である。4月の体育大会とはまた違った「感動」を覚えた吾輩であった。

生徒さん、保護者様、先生たちに「感謝」と「敬意」を表したい。

本日はここまで。

 

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招き猫先生の『ことちか日記』R1 5/17

期末考査終了。本日の放課後からいつもの部活動の練習が再開である。高校総体まで2週間、中総体まで3週間、本日は第2グラウンド、武道館、第1グラウンド、第1体育館、第2体育館と回ってみた。

 
 

高校総体をはじめとする大会での勝利を祈るのは当然のことであるが、それ以上に求めたいことがある。それは「ALL-OUT!」である。「全部出し尽くす」「全員で全力で全うする」という意味で解釈していただくとよいだろうか。

「全員・全力・全う」吾輩はこの言葉が大好きである。運動部も文化部も勉強もデザインも自分の習い事や趣味も、学校生活、日常生活、一生懸命やっている人、努力を継続する人はかっこいい。尊敬に値する。

長崎日大は、全員が全力で全うしようとする集団でありたい。それぞれがそれぞれの存在を認め合い、努力を讃え合う集団になるのである。

高校総体や中総体などは全員で応援する。
大学入試などの大きなテストに向けて全員で取り組む。
挨拶も服装も清掃も立ち居振る舞いも全部が全部、長崎日大のプライドの下、全員で共有していく学校でありたいものだ。

クリエイトコース、アカデミーコース、プログレスコース、デザイン美術科、すべての長崎日大の諸君「ALL-OUT!」である。

本日はここまで。

 

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招き猫先生の『ことちか日記』R1 5/16

長崎日大の校舎内外には、「国語科の華ちゃん」こと、末竹華子先生の墨痕鮮やかなる書が掲示されている。

今月の言葉は「最も強いものが生き残るのではなく、最も賢いものが生き残るわけでもない。唯一生き残るのは変化できるものである。」(ダーウィン)である。
吾輩が好きな言葉のひとつである。

ただここに注意すべきポイントがある。

「変化」は「成長」「進化」につながるものとして価値あることなのだが、「変化のための変化」であってはいけないということだ。

特に、吾輩たち、教育現場にいる人間としては、昨今の「教育改革」の流れに翻弄されて「とりあえず変えなければ」「変えたら目立つだろう」で動いてしまってはいけないと思う。

本校の理事長である力野先生が若い頃からよく口にされていた言葉であるが、「教育とは本来、地味なことの積み重ねだ。地道な取り組みの継続が大事なんだ。」ということである。

私学においての生命線は確かに「生徒募集」である。そのためには「トピック」も必要であろう。それを否定するつもりはない。

しかし、「アクティブ・ラーニング」とか、「ICT教育」とか、「グローバル人材育成のための英語教育」など取り組み自体はとても良いことだが、変化だけを考えてのそれではダメなのである。

そこには「何のために」「どのように」「そのためには」といったストーリーが必要なのである。「変化」することが目的ではなく、「変化」するための準備と「変化」によって目指すものが明確でなくてはならない。もちろん、それを言い訳にして「何もしない」というのが最悪であるのだが。

長崎日大では昨日も考査の午後を利用して、「ICT教育研修」ということで、「Moodle(ムードル)」と「ロイロノート・スクール」についての校内研修を催していた。どちらも情報機器端末を用いた生徒たちの学習活動をサポートするソフトである。授業の中で、あるいは家庭学習で、ICTを活用したより効果的な学習活動の実践を求めての研修である。これもいきなり慌てての研修ではなく、数年前から地道に研究・実践を重ねてきているものである。

アクティブ・ラーニングにしても、「そのために何が必要か」を考えて実施しているのが、拙ブログにおいて幾度かご紹介している「言語技術教育」なのである。

グローバル・英語教育という点においては、10年以上前から続いている本校独自の教育システム「GEP(※学園HPをご参照あれ)」の実践の中で年々研究を進めている。

「唯一生き残るのは変化できるものである」確かにそのとおりである。しかし、従来の地道な教育活動と変化の方向と手段の見極め、そのための学びと準備を怠らないようにしたいものである。

本日はここまで。

 

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