招き猫先生の『ことちか日記』H30 11/9

さらに、AIの話である。
「AIは東大に合格できるのか?」この問題について本気で取り組んできたのが、新井先生のプロジェクトである。
現段階で、「MARCHには合格できるが東大には合格できない」という見解が見られる。偏差値65の壁などという声も聞かれる。

確かに、AIは「150億」の英語例文を暗記することができる。しかし、そのような知識量を持っていたとしても、場合分けや状況判断、俗に言うニュアンスといったものはなかなか克服することができない。
感情的・情緒的なものだけではない。

①警報器は絶対に分解や改造をしないでください。
②未成年者は絶対に飲酒や喫煙をしないでください。

吾輩たちからすると、この二つの文は一見同じ構造であっても全く違う構造であることが瞬時にわかる。しかしAIはそれがわからない。

①先日、岡山と広島に行ってきた。
②先日、池内と広島に行ってきた。

この二つの文の意味の違いもAIは理解できない。

巷間「シンギュラリティ」が声高に叫ばれている今、吾輩たち人間に求められるのは「読解力」なのである。

本日はここまで。

 

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